2023.04.20 Thu
こんにちは♪
枚方市にある放課後等デイサービスちあふるスクール枚方のスタッフです!
当施設は、療育にプログラミング的思考を養うために様々なツールを使っています。
ちあふるには、未就学児のお子様が通う児童発達支援もございます。
今回は、長期休み中に取り組んでいる「プレゼン発表」について紹介します!
長期休みでは、自身の調べたことをまとめ、発表する場を設けています。自分の興味のあるものについて調べまとめたり、作成した作品を紹介したりしています。普段の取り組みの成果を他のお子さんと共有する機会です。
小学1年生の男の子は、大好きなスマホの種類について調べました。調べた情報は、パソコンでタイピングをして入力していきます。そして、発表の際にみんなに見てもらえるように、各スマホの画像と情報を一セットにしてスマホの種類ごとのカードを制作しました。
制作したスマホカードは、一つのリングでまとめました。発表内容の台本も自分でドキュメントシートにタイピングして用意しています。発表当日は、制作したスマホカードを見せながら、みんなの前で話しています。他のお子さんたちもしっかりと耳を傾けており、「詳しく調べていてすごいね!」「カードにするアイデアいいね!」と感想を伝えていました。
小学4年生の男の子は、スクラッチで制作したオリジナル作品を紹介しました。テーマを決めてから自分がイメージするものをスクラッチで形にしています。発表はGooglemeetを活用してオンラインで行いました。画面共有やチャットなどの機能を活用しながら、作品を紹介した後は、質疑応答の時間も設けていました。「すごかったよ!」「わかりやすかった!」と感想をもらうことが、また次回への意欲に繋がった様子で、発表後すぐに次のテーマを考えていました。
もう一人の小学4年生の男の子は、オススメの旅行先について調べ、スライドショーを作成してプレゼン発表をしました。写真や文字を装飾して、視覚的に楽しめるように工夫を凝らして制作しました。発表の際には、聞いている人が楽しめるように声のトーンを上げて、話しながらスライドを操作して、表現していました。豊かな表現により、みんなの笑顔を引き出し、良い雰囲気で進行できていました。
療育支援として自分で調べたことを発表する機会を設けることで、自己表現力の向上が期待できます。自分の興味や関心のあることを話して周りの人に聞いてもらうことで、自信や自己肯定感を高めることができます。また、発表内容を聞いた周りの人たちから、感想やフィードバックを受けて、自分の思いや考え方に対して客観的に向き合うことができます。良かった点、次に対策したい点などを自分自身で分析して、次回に向けた改善にも役立ちます。
交流やコミュニケーションが苦手なお子さんにとっても、プレゼン発表は良い練習の機会になっています。発表は聴く人を意識することが必要であり、聴いている人に内容を理解してもらうためには、自分の言葉を整理して、分かりやすく伝えることが求められます。このような練習や経験を通じて、子どもたちはコミュニケーション能力を向上させることができます。
プレゼン発表をすること自体は、まだハードルが高いと感じる場合でも、発表の準備を進めていく時間を大切にしています。内容を考えたり発表に向けて準備している段階においては、適切な情報を調べる能力や情報処理能力が向上します。
自分で調べたことをまとめて発表するために、情報を整理して相手に対して伝える力が必要となります。このような能力は、学習や社会生活においても重要であり、療育支援の一つとしてプレゼン発表を定期的に行っています。
当施設だからこそできる、子どもたち一人ひとりに合わせた支援を大切にして、パソコンを使った様々な体験を通して、子どもたちが自己肯定感を高め、将来に向けてより良い未来を築けるようにサポートしています。
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放課後等デイサービス「ちあふるスクール枚方」
住所:大阪府枚方市大垣内町2丁目17-13枚方洛元ビル6F
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