2022.12.29 Thu
ちあふるスクール枚方では、取り組みの中でタイピングの時間を設けています。
子どもの将来を見据えた際に、就労にも直結するようなスキルとしてタイピングの時間を療育に取り入れています!
タイピングは専用のソフトも多数あり、一人ひとりのレベルに合わせた挑戦ができます。タイピングを早くできるのは特別なことだとスタッフが理解して、子どもたちに声をかける際も、成長を実感できるように伝えています。
お話するのが苦手でも、タイピングで文章を入力することで、相手に自分の意志を伝える手段にもなりますからね!
指先を器用に使うことが苦手なお子さんも多いため、素早く思った通りに指を動かす必要のあるタイピングは、良い反復練習にもなります。
タイピング練習にオススメされている「ひよこでも出来るタイピング練習講座」「ココアの桃太郎たいぴんぐ」「Typing Land(タイピングランド)」「寿司打」などを使って練習しています。
すると、取り組む子どもたちから
「この言葉はなに?」
「この文字は長くて打てない」
「時間の中でできない」
「焦っちゃう」
という声がありました。
そこで、ちあふるではスタッフがオリジナルタイピングゲームを作成しました!
オリジナルタイピングの特徴は3つあります。
特徴①
入力するワードをお子様の興味に合わせた設定にしています。自分の名前や家族の名前、好きなキャラクター名にすることで親しみやすくしています。
特徴②
パソコンに表示される画像や案内画面、BGMもお子様の興味に合わせているので苦手意識を持たずに導入できるようにしています。
特徴③
制限時間をお子様に合わせて設定することで、成功体験を生み集中できる環境を作っています。
子どもたちに使ってもらうと
Aちゃん(小1)は、入力するワードをパパ・ママ・兄弟・おじいちゃんおばあちゃん・ペットの名前にしました。「あ、これママの名前だ!」と家族が登場することに嬉しそうに取り組んでいました。
B君(小6)は、オンラインゲームのキャラクターが好きなので、その画像とBGMを使いました。苦手だからやりたくないという気持ちより、「なにこれ?」という興味の気持ちを持つことができ、自発的に取り組み始めていました。
C君(小3)は、制限時間を40秒から300秒に変更しました。時間内にできないとダメだ!という気持ちに駆られることなく、すべてのワードを入力することができました。「できた!やったー!」と達成感を得て笑顔になっていました。
子どもたちの笑顔や「できた!」という満足そうな表情を見ると、スタッフも元気がもらえます!取り組みに飽きてしまわないように、子どもたちの今の関心事に耳を傾けて、楽しく取り組めるよう支援しています。