2025.11.28 Fri
こんにちは!ちあふるスクール宮之阪です☆
今回は、以前ご紹介した「交換ノート」について、さらに詳しくご紹介します♪
ちあふるでは、お子さんの気持ちを言葉にするサポートとして、一部のお子さんに「交換ノート」を活用しています☆
このノートは、心理学でいう外在化(externalization)やジャーナリング(journaling)の考え方をベースにしています☆
外在化とは、自分の中の気持ちや悩みを「自分の外」に出すことで整理する方法で、ジャーナリングは、自分の思ったことや感じたことを文字や絵にして記録する方法です☆
頭の中だけで考えていると、気持ちがもやもやしたり、どう対処していいか分からなくなることがあります。そんなとき、ノートに書くことで、「自分の気持ち」と「自分自身」を少し離して見ることができ、心が落ち着きやすくなります。また、書くことで気持ちを整理できたり、あとで振り返って自分の成長や頑張りを確認できるのも特徴です♪

宮之阪では、気になるお子さんに対して、心理士からの提案としてノートにその日の気持ちを書いたり描いたりしています♪
今後は、さらに次のようなステップで気持ちを整理する取り組みを予定しています!
1.出来事:今日あったことや困ったことを書きます。
2.自動思考:出来事を見て最初に浮かんだ考えや気持ちを書きます。
3.感情の点数化:そのときの気持ちの強さを0〜10で点数にします。
4.適応思考:少し落ち着いて考えたときの別の見方や考え方を書きます。
5.再点数化:適応思考を取り入れたあとの気持ちの強さを再度点数化し、気持ちの変化を確認します。
このプロセスを通して、文字や絵で気持ちを“外に出す”ことができ、自然に会話が広がりやすくなります。また、自分の気持ちの変化を数値化して見える形にすることで、少しずつ自己理解や自己調整の力を育てていくことができます!!

実際に取り組んだお子さんからは、「気持ちを整理できて安心した」「どう考えたらいいか少し分かるようになった」といった声も届いています☆
家庭でも簡単に試せる方法としては、紙やノートを用意して「今日あった出来事」と「そのときの気持ち」を絵や言葉で書いてみるだけでもOKです!大人も一緒にやってみると、お子さんが自然に気持ちを話すきっかけになります♪
ちあふるでは、これからもパソコン活動だけでなく、こうした心の育ちを支える活動も大切にするとともに、様々な資格や専門性をもつスタッフ同士が連携しながら、一人ひとりの成長を支えていきます!!
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