子ども自身が自己管理や自己決定する！「今の状態での課題」に取り組む！

こんにちは♪
枚方市にある放課後等デイサービスちあふるスクール枚方です！
ちあふるスクールには、未就学児のお子様が通う児童発達支援もございます。

現在、枚方市が実施している「タイピング選手権」に取り組んでいます。

学校の授業でも、タブレット端末のようなICT機器が入ってきて便利になっています。いまの小中学生のお子さんが社会に出るころには、ICT機器を使って仕事をする機会が多くなっているでしょう。ICT教育の一環として、枚方市タイピング選手権という企画が行われています。選手権に参加して自分の実力を確認することができます！ちあふるスクール枚方に在籍している子どもたちも、この企画に参加しています！

タイピングを苦手と感じて「やだなー」と言うお子さんもいれば、得意だから「上位を目指す！」と意欲的なお子さんもいます。子どもも大人も初めてやることに対して、不安な気持ちがありますよね。

そこで、タイピングの取り組みにおいて、目的や目標を一人ひとりに合わせて設定することにしました。子どもの特性やその時の子どもの気持ちや状態に合わせて、アプローチの角度を変えて「今の状態での課題」に焦点を当てるようにしています！

設定した焦点は、5つです。
焦点1、時間を決めて、決めた時間までに終わらせる！スピード重視！(時間の感覚)
焦点2、取り組んでいる間、終わるまで座っていることができる！(姿勢保持)
焦点3、正しい指で正しいキーを押す！正答率100％を目指す！(正確性)
焦点4、時間がかかっても丁寧に！ミスを減らす！(完成度)
焦点5、その他

小学2年生のA君は、「早くはできないな。だから間違えないようにするね！」と目標を決めて取り掛かりました。アルファベットを一つずつ確認しながら、キーボードの位置を確認して丁寧に取り組んでいました。最後まで取り組んだ後は、「全然間違えずにできたと思う！」と頑張った自分を褒める発言が出ていました。

小学2年生のB君は、まだアルファベットをすべて読むことができません。タイピング選手権で使用するプレイグラムタイピングの特徴である「音声読み上げ」と「ふりがな表示」を活用して、アルファベットの学習から始めました。アルファベットを聴いて、声に出しながら、正しい指でキーを押すという動作が身についてきています。ある日、「おうちでアルファベットを読んだら、ママがすごいね！って言ってくれたんだよ！」とスタッフに話してくれました。

当施設では、枚方市タイピング選手権という企画の活用方法を、児童の特性と気持ちや状態に合わせて変えることで、同じプログラム（タイピング）をしていても「別の課題に挑戦している」状態を作っています。設定された目的や目標を子どもに合わせてカスタマイズすることで、その子どもにとっての適切な課題設定やアプローチ方法を見つけることができます。また、「今の状態での課題」に焦点を当てることで、より子どもが達成感や成長を感じることができるような環境を作っています。

子ども一人ひとりの特性を考慮した個別支援で、子ども自身が自己管理や自己決定をできるようになる可能性があります。子どもが達成感や成長を感じるためには、適切な難易度の課題設定が必要であり、子どもの能力や興味に合わせた課題を提示して、継続した支援になるように心がけています。

放課後等デイサービスの利用に関する見学・体験・お問合せは随時受付しております。
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放課後等デイサービス「ちあふるスクール枚方」
住所：大阪府枚方市大垣内町2丁目17-13枚方洛元ビル6F
電話：072-841-5156
開所時間10:45～17:00
お問合せフォームもご用意しております。